わずか31mm角のサイズで自由に製品設計
IoT製品の開発期間を短縮できるCPUモジュール
Armadillo-900は、ヘテロジニアスマルチコア搭載で、Linuxアプリケーション動作とリアルタイム動作を実現可能な小型CPUモジュールです。
設計が煩雑なCPU周りの回路やベースとなるOS部分は本製品をそのまま利用し、開発セットとして提供されるCPUモジュール実装済み開発ボードの回路図を参考に、I/F部分を自由に拡張設計できます。CPUモジュール本体の動作温度範囲は−20〜+70℃で、産業用途にも最適です。
NXP製i.MX 8ULP搭載
SoCに「i.MX 8ULP(NXPセミコンダクターズ製)」を採用しています。Arm Cortex-A35(800MHz)×2とArm Cortex-M33(216MHz)を搭載しています。
間欠動作に対応
機器を間欠動作させることで、さらに細かな節電を行えます。スリープ時はほとんど電力を消費せず、すぐに高速起動することができます。必要なときだけ機器を起動しクラウドと通信、データ送信後は再スリープといった運用が可能です。
セキュアエレメントを搭載
セキュアエレメント「SE050」を搭載しています。これを使用することで、ハードウェアRoot of Trustによる高いセキュリティを実現できます。
IoT製品のセキュリティ認証に対応予定
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が運用する、IoT製品に対する「セキュリティ要件適合評価及びラベリング制度(JC-STAR)」の基準★1に適合する製品として開発できます。
【セット内容】
Armadillo-900 開発ボード 本体[※1]
LTE用外付けアンテナ[※2]
無線LAN用外付けアンテナ[※2]
ACアダプタ
USB Type-Cケーブル
[※1] Armadillo-900(CPUモジュール)本体は、開発ボードにはんだ付けされているため着脱できません。
[※2] 開発ボード本体に取り付け済みのSMAコネクタに接続できます。
【製品情報サイト】
【アットマークテクノ メーカーサイト】